テーマカフェが話題のテーマと共にOPEN
テーマパークという言葉を聞いたことがない人がいないくらいテーマパークという言葉は世の中に浸透しており、人々の余暇時間を過ごす場所としても浸透しています。しかし、何故アミューズメントパークではないのか?という疑問を覚えた人は少なくないはずです。テーマパークはあるテーマをもとに作り上げられた世界観で構築された場所のことを指します。そこで重要になってくるのは現実社会・現実世界からの隔離です。もともとウォルト・ディズニーがつくりあげたテーマパークは視覚・聴覚を現実世界から遮断した世界でした。(残念ながら今や昔の話になっており、舞浜の施設では外が見え隠れしています)それはウォルト・ディズニーがデンマークのチボリ公園で気がついたと言われています。
チボリ公園はもともと要塞の道と堀を巧みに活かして作り上げられた公園なので外部の世界が見えない構造になっています。その視覚作用に加えてウォルト・ディズニーが考えたのが音声。パレードのときは山車の内部のスピーカーと植栽に隠れているスピーカーで観客を挟み、観客がこれまでに体感したことがない視聴覚体験を提供することに成功しました。しかし・・・。今やテーマパークの中でSNSのために動画を撮影したり、外部からスマートフォンに電話がかかってきたり、LINEが来たりとテーマに没入することができないほど技術と社会生活が変化していったためにテーマパークはそのあり方を再考するタイミングになっています。
他方でテーマをうまく活用した異業種も生まれています。今日ご紹介するのはテーマカフェ。カフェのテーマが定期的に変化していくというモデルのカフェ。この分野で第一人者の株式会社エルティーアールが6月中旬に渋谷のGEMS渋谷にBOX cafe&space GEMS渋谷店をOPEN。テーマカフェの強みはカフェ自体はプラットフォームでありコンテンツであるテーマを入れ替えることで集客をすることができる点。旬なコンテンツ、集客ができるコンテンツを適時交渉し、テーマカフェのコンテンツにしていくことが可能。株式会社エルティーアールはOPENと同時に人気の韓国出身のボーイズグループSEVENTEEN のテーマでカフェをスタート。今旬な彼らのテーマを上手く取り入れ華々しいオープニングが期待されています。
テーマカフェの場合はテーマパークと重なる部分は外が見えにくい、音楽がテーマに沿っているというところかと思います。店内を所狭しとテーマの装飾で埋め尽くされ、どこを見てもそのテーマが見えている状態にすることが顧客満足度を向上し、尚且認知度を最大化させるための秘訣かと思います。株式会社エルティーアールの今後の展開に期待です。以下、株式会社エルティーアールのプレスリリースより画像と店舗概要を引用。
<店舗概要>
【店舗名】 :BOX cafe&space GEMS渋谷店
【オープン】 :2022年6月17日(金)
【所在地】 :〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3丁目27−11GEMS渋谷3階
JR「渋谷」駅新南口徒歩 1 分
【営業時間】 :11:00~21:20
【年間休日】 :不定休 (営業時間の確認などは、カフェ公式サイトをご覧ください。)
【延べ面積(総面積)】 :57.95坪(191.5㎡)