テレワークスペースは住宅地立地の商業施設の定番MDになるか?
コロナ禍の中で注目されてきたMDは数多くございます。昨日取り上げた飲食店のテイクアウト専門業態への業態変更などが主たる例ですが、コロナ禍が始まるまではそこまで注目されておらず複数の電車が乗り入れるような立地のみで注目されていたのが今回とりあげるテレワークスペース。営業で出てどうしても時間が空いた時に座って仕事ができる環境がほしい方にはぴったりな場所貸しのサービス業態でした。コロナ禍以降は在宅で仕事がしにくい方におすすめの場所として居住地から近い場所での展開が注目されてきました。そこに着目して近年店舗数を伸ばしているのがコインスペース株式会社のコインスペース事業。今回も埼玉の住宅地立地の商業施設へ出店するとのこと。
今後の動きとして注目したいのがデベロッパーによる自らテレワークスペース事業の開始です。初期投資は床壁天井と机椅子の什器と電気およびwifi環境の整備ですから、総投資コストも比較的抑えることが可能な点、店舗オペレーションも簡易でシンプルなので参入障壁が低いのデベロッパーが自ら空き区画運用をしていくことも考えれます。
しかし、そこには先行者利益もありますし、アプリケーション開発なども進めてよりユーザーがコインスペースを使いやすい環境を整備していくことも考えれますのでそうは簡単に参入できないのではないかとも考えられます。以下、コインスペース株式会社のプレスリリースより引用。
テレワーク・勉強に最適なコインスペース / 4 月24日グランドオープンの大型商業施設「ビバモール蕨錦町」内に新店オープン!
コインスペース株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:栗原知也)は、 テレワークや自習に最適なワーキングスペース「コインスペース」を、 2021年4月24日(土)、埼玉県蕨市にグランドオープンする「ビバモール蕨錦町」に出店いたします。これで累計23店舗体制となります(埼玉県内では2店目)。
新型コロナウイルス感染拡大により、東京都においては3回目の緊急事態宣言が発令、さらに移動制限が強化される中、社会人においてはテレワークや在宅勤務、学生においてはリモート授業がますます拡大する傾向です。一方で、「自宅では集中できない」「ネット環境や設備がない」「カフェだとウェブ会議しづらい」などの問題が顕在化しており、自宅以外での作業場所に対する需要が急速に高まっております。
そこで、この度、地域住民に対して、“生活に密着した新しい商店街”をコンセプトに、日常使いに最適で地域にとって欠かせないモールを目指している株式会社ビバホームと連携し、当施設内に出店する運びとなりました。
2階区画のゆったりとした空間に計42席を用意。全席に電源・高速Wi-Fiを配備し、集中作業に適したパーテーションに仕切られた個別ブース席、ウェブ/電話会議専用席、打合せやワークショップ向けのテーブル席など、様々な用途に対応しており、1日中じっくり仕事や勉強に取り組んでいただけます。もちろん、マスクや消毒液の設置などコロナ感染対策も万全を期しております。
<コインスペースの特徴>
・30分(200円)から気軽に使える時間料金制
・会員登録不要
・飲食持ち込み自由
・全席に電源、Wi-Fi完備
・出入り自由
・打ち合わせ、Web会議OKアフターコロナを見据えた、地域に必要な機能として、近隣にお住まいの方々のニューノーマルの実現に寄与していきたいと考えております。
【店舗概要】
店名:コインスペース ビバモール蕨錦町店
オープン日:2021年4月24日(土)
場所:ビバモール蕨錦町 2F(埼玉県蕨市錦町1-12-1)
アクセス:JR埼京線 戸田駅 徒歩13分、JR京浜東北線 蕨駅西口 戸田車庫行きバス 錦町二丁目下車 徒歩5分
営業時間:10:00~21:00
利用料金:30分200円〜、1日最大料金1,500円 ※オープン特典として4月27日(火)までは500円
席数:42席
決済方法:現金(店頭券売機)、クレジットカード(事前ウェブ予約)【運営会社概要】
会社名:コインスペース株式会社
代表者:代表取締役 栗原知也
住所:東京都渋谷区道玄坂1-18-1
TEL:03-6416-3685(お問合せはこちらまで)
事業内容:空間活用テクノロジー開発、ワークスペースの運営
URL :https://coinspace.jp/