サステイナブルなコーヒー店
サードウェーブコーヒーという名称を聞いたことがあるだろうか?スターバックスなどのシアトル初のエスプレッソマシンで抽出したコーヒーにミルクたっぷりのコーヒーではなく、その次の波と言われているのがサードウェーブコーヒー。そもそもファーストウェーブなんてあったのか?これは実はアメリカの話で19世紀末にアメリカでコーヒーが流行したのでそれがファーストウェーブになるのだそうです。
サードウェーブコーヒーは実は日本の喫茶店文化に影響を受けているとのこと。日本のこだわり喫茶店のように豆の選定、豆の煎り方、挽き方、ハンドドリップやサイフォンの加減などのようにより嗜好性の高いコーヒーを提供するのがサードウェーブコーヒー。サードウェーブコーヒーの旗手というと日本にも進出しているブルーボトルコーヒー。ブルーボトルコーヒーだけがサードウェーブを牽引しているかというと実はそうでもなかったりします。
今や東京などですと山手線であれば各駅に小さな5坪未満のコーヒースタンドが出来ており、こだわりのコーヒーを提供するようになってきています。よりこだわりの高いコーヒーを提供する時代になってきているんです。でもコーヒーについては生産過程でプランテーション農場で製造されることから児童労働などの問題や生物多様性の観点から見たときに決してサステイナブルとは言いづらい飲料でもあります。その点を考え、コーヒーを通してより良い世界を作るというビジョンを掲げて立ち上がった株式会社ウッドベリーコーヒーの新店が今回学芸大前に出店されたとのこと。
同社はサステイナブルなコーヒーを取り扱うとして実際に生産農園まで行きダイレクトに買付をしているとのこと。売り場でもサステイナブルを意識し、紙コップのシヨを減少、マイボトル対応などを行っているとのこと。日々の営業で出るコーヒーかすも提携農家と堆肥化するプロジェクトをすすめ、店舗から排出されるゴミを1/2にする目標を掲げていらっしゃるとのこと。これまで用賀、渋谷、荻窪そして代官山に出店されていましたが今回は学芸大前への出店。今後の動向に注目が集まる店舗です。以下、株式会社ウッドベリーコーヒーのプレスリリースより画像と店舗概要を引用。