コメリが地元新潟に12店舗目のコメリパワー出店
コロナの影響から巣ごもり需要が高まり、今やそのまま推移している状況。その中でも成長したのがホームセンターでした。経済産業省のまとめたデータによりますと2020年に3.4兆円市場にまで成長しその後21年、22年も微減の3.3兆円で推移しているとのこと。ホームセンターのメインプレイヤーは1位カインズ、2位DCMホールディングス、3位コーナン商事。ここまでは比較的都市立地や地方都市に大型店舗を展開している店舗で認知度もある企業。第4位はコメリ。皆さんコメリという会社をご存知でしょうか?
新潟に本社を置く、コメリは新潟県を中心に展開するホームセンターチェーン。昭和27年に創業者の捧 賢一氏が実家を受け継ぎ、米穀商の米利商店を創業。10年後株式会社化した。昭和52年からホームセンター業界に参入。その後東京証券取引所に上場し、吸収合併を行って店舗拡大を行った。2006年には全国700店舗、2010年には1000店舗を達成している。現在は1214店舗を運営するまで成長している。現在同社のブランドはハードアンドグリーン、パワー、アテーナ、PROの4ブランド。ハードアンドグリーンは中核となるブランドで中型・小型店舗。パワーは20,000平米の売り場面積を持つ大型店舗、アテーナはインテリア用品の専門店。PROは資材・建材・工具・金物の専門店。
コメリの強みは農業。ホームセンターというとどうしてもDIYやガーデニングなど自宅で自分の家や庭をいじるときに資材や工具を買う場所というイメージが強いがコメリは違う。くわ・すき・はさみなどの金物や農業で必要な資材・肥料や農機具などを取り扱っている。都市住民を相手にしているMDではなく、あくまでも農村部に住む農業従事者対象の農業のプロマーケットなのである。前述しているが売上こそカインズが日本1位だが店舗数でみると実はコメリがNO1。日本の農村をリアルに支えているホームセンターとも言えると思う。
そのコメリが今回お膝元の新潟でコメリパワー業態12店舗目となるコメリパワー柏崎を開店するとのこと。住まいに関するお困りごとを解決するトータルプロジェクトセンターを標榜し、暮らしに必要な商品から仕事に役立つ商品まで、豊富な品揃えと安心の価格で商品を提供するとのこと。主な取り扱い品種は金物工具、建築資材、農業資材、住宅設備機器、園芸用品、植物、家庭日用品、ペット用品、インテリア用品、灯油など。コメリパワーの強みは価格保証、プロ対応の資材販売、リフォームデザイン、インテリアコーディネートそしてペットと園芸館。ホームセンターの考えられる限りを全て取り込んだMDとなっている。コメリパワーで日本の農業を明るくしていっていただきたい。以下、株式コメリのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
■コメリパワー柏崎店 概要
所在地 :〒945-0025 新潟県柏崎市柳田町6番51号
電話番号:0257-20-1351
FAX :0257-20-1353
開店日 :2023年3月26日(日) 午前9時00分
本館営業時間:
(平日・日曜・祝日) 午前9時00分 ~ 午後8時00分
PRO館営業時間:
(平日・祝日) 午前7時00分 ~ 午後8時00分
(日 曜) 午前9時00分 ~ 午後8時00分
※不定休
店舗面積:8,803㎡
主な取扱い品種:金物工具、建築資材、農業資材、住宅設備機器、園芸用品、植物、
家庭日用品、ペット用品、インテリア用品、灯油 他
店舗詳細 https://www.komeri.com/disp/CKmSfShopSearchDtlInfo.jsp?ID=0133
(オープンまでは、コメリハード&グリーン柏崎店として営業をしております。)