グローバル旗艦店「ユニクロ 新宿本店」、10月25日オープン – 新宿の街と共に発展する新たな商業施設の形
ユニクロが10月25日、新宿の中心地にグローバル旗艦店「ユニクロ 新宿本店」をオープンする。約1,200坪の売場面積を誇るこの新店舗は、単なるアパレルショップにとどまらず、新宿の街全体と連携し、地域の魅力を発信する新たな商業施設のモデルケースとなることが期待される。
新宿本店の特徴は、豊富な商品ラインナップと最高のサービスの提供だけではない。地元企業や店舗とのコラボレーション、UNIQLO FLOWERやUNIQLO COFFEEの導入、RE.UNIQLO STUDIOによるお直しサービス、オリジナルアイテムを作れるUTme!の展開など、多彩な要素を取り入れている。これらの施策は、単に商品を販売するだけでなく、顧客体験の向上と地域との結びつきを強化する狙いがある。
特筆すべきは、新宿の街との連携を重視している点だ。オープンに合わせて「新宿百貨街ガイドブック」を発行し、地元の老舗店舗や文化人による新宿の魅力紹介を行う。さらに、新宿を代表する8つの企業や店舗とコラボレーションしたTシャツやトートバッグを限定販売するなど、地域との一体感を演出している。
商品面では、欧米向け商品を厳選した「新宿本店 特別コレクション」や、30色以上のカラーバリエーションを誇るカシミヤ商品など、他店舗にはない魅力的なラインナップを用意。また、ゴジラとのコラボレーションUTや、PLSTやコントワー・デ・コトニエなどグループブランドの売り場も設置し、幅広い顧客層の需要に応える。
オープニングイベントでは、綾瀬はるかさんと松下洸平さんをキャストに起用し、新宿本店限定の特別コレクションを着用したビジュアルを展開。また、オープン記念として文明堂とコラボレーションしたロゴ入りどら焼のプレゼントや、限定ノベルティの配布など、話題性の高い企画を実施する。
さらに、新宿駅周辺の5店舗で買い物をした顧客にオリジナルデザインの無料ショッパーを提供するなど、新宿エリア全体の回遊性を高める施策も展開。10月15日から27日までは、新宿の街を循環するラッピングバスも運行し、新店舗の存在感をアピールする。
ユニクロ 新宿本店の開業は、単一ブランドの旗艦店オープンにとどまらず、地域と連携した新しい商業施設の在り方を示す試みとして注目される。顧客体験の向上と地域活性化を両立させるこの取り組みは、今後の都市型商業施設の展開に大きな影響を与える可能性がある。新宿の街との相乗効果を生み出し、世界に向けて新宿の魅力を発信する新たな商業拠点として、ユニクロ 新宿本店の今後の展開が期待される。以下、株式会社ユニクロのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
「ユニクロ 新宿本店」店舗概要
名 称 : ユニクロ 新宿本店
住 所 : 東京都新宿区新宿3-29-1
営業時間 : 10:00~22:00
売場面積 : 約1,200坪(地上1~3階)
取扱商品 : ウィメンズ、メンズ、キッズ、ベビー
オープン日 : 2024年10月25日(金)予定
フロア : 1階 ユニクロ、UNIQLO FLOWER
2階 ユニクロ、UNIQLO COFFEE、 PLST、コントワー・デ・コトニエ、
プリンセス タム・タム
3階 ユニクロ、RE:UNIQLO STUDIO、UTme!