キャラクターコンテンツ×観光地
コロナ禍も今や昔になりつつあります。人々は徐々に街に出始めています。もちろん観光地へも人が徐々に出始めてきています。インバウンドだって中国以外の来日者は76%程度まで回復しているとのこと。これからまた徐々に観光地へ人が集まる時期になってきています。その中で注目されているのが門前町の店舗展開されるキャラクターグッズ。
コロナ前に観光地で展開されるキャラクターグッズといえば基本的にはキティちゃんやご当地のゆるキャラグッズがお土産屋さんで販売されるだけでした。そこに注目したのがすみっコぐらし堂を運営する株式会社寺子屋。サンエックス株式会社のすみっコぐらしのキャラクターコンテンツを活かした商品展開と世界観で独自路線の店舗展開を行っている。桜×すみっコぐらしというコンセプトでグッズやテイクアウトフードを販売する店舗を銀閣寺、清水坂、太宰府、伊勢、善光寺という歴史的名所に出店展開してきた。
今回は世界遺産にも登録されている安芸の宮島へ出店。コンセプトは「開運・和菓子×すみっコぐらし」。宮島といえばもみじとしゃもじで有名なので、それらをモチーフにしたアイテムを追加し、独自の世界観を伝える店舗を開店する。全店で展開しているベビーカステラやもちもち求肥ドリンクなどの定番商品も展開しつつ宮島店独自のMDを引き立てる形となる。
観光地に行くと一般的なお土産はもちろんのこと、年代層に合わせた商品の展開というのも求められるようになってきているなかでのキャラクターコンテンツを活用したお土産店というのは今後ますます求められる店舗となっていくのではないかと思われる。今後は鎌倉や川越などの関東の名所にも出店されることが望まれる。今後の展開に注目。以下、サンエックス株式会社のプレスリリースから画像を引用。