カプセルトイの新境地:バンダイナムコアミューズメントの新潟店が業界に新たな活気を
最近全国の商業施設で当たり前になっているのがカプセルトイ。ガチャ、ガチャガチャ、ガシャポンと言われる小型自動販売機の一種で、硬貨を入れ回転式レバーを回すとカプセル入りの玩具などが出てくる機械。一時期は商業施設のデッドスペースで展開していましたが今から20年くらい前から区画へカプセルトイメーカーが出店するようになっていった。今回のそんな商業施設にいち早く進出していった株式会社バンダイナムコアミューズメントの新店にニュースをご紹介。まずはカプセルトイの歴史からはじまります。
カプセルトイとは、カプセル自動販売機から販売されるミニ玩具の一般名称であり、玩具以外の商品も含まれる場合がある。一台の自動販売機には数種類の同一シリーズの商品が配置され、顧客は無作為に選ばれた一つを受け取る。カプセルは通常半透明で、中身が見える設計が多いが、中身を秘密にしているものも存在する。
商品の購入は、硬貨を自動販売機のコイン投入部に挿入し、レバーを回転させることで行われる。使用する硬貨の種類や枚数に応じて、10円、50円、100円、200円、500円用などの機種がある。また、専用のメダルを使用するタイプも存在する。2019年には、バンダイが電子マネーに対応した「スマートガシャポン」を導入した。
このカプセル自動販売機は元々アメリカで考案され、球体ガムの販売が始まりであった。その後、玩具が含まれるようになり、アメリカで広まった。日本には1965年に輸入され、1970年代には全国に普及した。多くのメーカーが参入し、版権キャラクターを含む多様な商品が投入された。
現在、駄菓子屋やスーパーマーケットなどに広く設置されており、一箇所に複数台設置されるケースが多い。2000年代以降、専門店も登場し、観光地でのご当地グッズの販売も増えている。特にユニークな設置例としては、和歌山電鐵の「おもちゃ電車」や西日本鉄道の観光向け循環バス「ぐりーん」などでも見られる。
さまざまなメーカーやショップが参入しており、バリューマーチャンダイズ、アトリエ彩、エグゾースト、エポック社、海洋堂、カフェレオなど多数の企業が 参入している。このように、カプセルトイは多様で進化し続ける商品であり、多くの人々に愛されている。今回は株式会社バンダイナムコアミューズメントの新店をご紹介いたします。
株式会社バンダイナムコアミューズメントは、2023年8月31日(木)に大型複合書店「蔦屋書店 横越バイパス店」(新潟県新潟市)内に、「ガシャポンバンダイオフィシャルショップ」をオープンすることを発表した。この新店舗は、株式会社バンダイのカプセルトイブランド「ガシャポン」の専門店として、バンダイとバンダイナムコアミューズメントが協力して運営する。
近年、カプセルトイ業界においては大型の専門店が増加しており、多くの消費者に楽しまれている。特に、バンダイの「ガシャポン」ブランドは、「ワクワク体験」と「ユニークな商品」でファンを魅了しているとのこと。この新店舗は、そのような「ガシャポン」の魅力を更に高めるため、バンダイの新商品をすべて取り扱い、一堂に展開する予定である。
同社の店舗では、以下のような特別な魅力を提供する。
バンダイの新商品を全て取り揃える。
オンラインで購入した商品を店舗で受け取ることが可能。
オフィシャルショップならではの「ガシャポン体験」が楽しめる。
精巧な造形や独自の商品展開で、カプセルトイは現在、ミニチュア玩具の代表的な存在となっている。「ガシャポン」のエンターテインメント性を国内外の多くの人々に伝えるため、バンダイナムコアミューズメントは今後も出店を積極的に進めていく計画とのこと。
株式会社バンダイナムコアミューズメントが新潟市に新店舗をオープンすることで、すでに多くの人々に愛されているカプセルトイ業界に新たな活気がもたらされるでしょう。この動きは、カプセルトイが持つ多様性とエンターテインメント性を一層高め、業界全体の発展を促す可能性があります。以下、株式会社バンダイナムコアミューズメントのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
施設概要
[施設名称] ガシャポンバンダイオフィシャルショップ蔦屋書店 横越バイパス店
[所在地] 新潟県新潟市江南区横越上町5-1-6
[営業時間] 平日・祝日9:00~22:00 土日8:00~22:00
[施設面積] 55.0㎡(約16.6坪)
[設置面数] 300面