カプコンストア仙台、仙台PARCOに東北初出店 地域限定のビジュアル商品でIPファンの来訪促進へ
カプコンは、同社が展開する公式グッズショップ「カプコンストア」の新店舗として、東北エリア初出店となる「CAPCOM STORE SENDAI(カプコンストア センダイ)」を2025年4月18日、仙台PARCO本館7階に開業する。これにあわせて、仙台店限定のメインビジュアルを使用したグッズ3点を発売し、地域性とIP戦略を掛け合わせた店舗展開を図る。
仙台は東北最大の都市であり、観光地としての魅力に加えて、若年層やファミリー層が集まりやすい商業圏を持つエリアである。カプコンストアの出店先となる仙台PARCO本館7階は、既にアニメ・ゲーム関連の専門店が集積するフロアとして認知されており、ポップカルチャーの発信拠点として定着しつつある。カプコンは同フロアへの出店により、他のIP系テナントとの相互送客も見込みつつ、ブランドファン層のさらなる拡大を狙う。
今回仙台店で新たに登場する限定商品は、「CAPCOM STORE SENDAI メインビジュアルTシャツ(L・XL)」、同ビジュアルを使用した「クリアファイル」と「ポストカード」の3種。いずれも仙台の名所を背景に、モンスターハンターやストリートファイターなど、同社を代表する人気キャラクターが集結したオリジナルデザインを採用しており、地域性を意識したグッズ構成となっている。これはカプコンストアの他店舗でも実施されている「店舗限定ビジュアル」シリーズの一環であり、来店の動機づけとして定着している。
カプコンは近年、IPビジネスのリアル展開に注力しており、2019年に東京・渋谷PARCOで1号店を出店して以降、大阪、東京ソラマチなどで順次展開を拡大。公式グッズの販売にとどまらず、ファンとの接点を強化する体験型店舗として位置づけている。特に地域限定商品は、ファンにとってのコレクター需要や“推し活”を促進する役割を担っており、今回の仙台出店においてもその戦略が踏襲されている。
カプコンストア仙台の出店は、単なる物販店舗に留まらず、仙台エリアにおけるIPブランドの旗艦拠点としての役割も期待される。地域観光とポップカルチャーが交差する仙台駅周辺において、IPビジネスを軸とした新たな集客装置となる可能性が高く、今後の商業施設における直営IPストアの展開モデルとして注目される。以下、株式会社カプコンのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
©CAPCOM
店舗概要
・店舗 :CAPCOM STORE SENDAI(カプコンストア センダイ)
・場所 :宮城県仙台市青葉区中央1-2-3 仙台PARCO本館 7F
・オープン日 :2025年4月18日(金)グランドオープン予定