オーストラリア商業探索シリーズ:イスが浮いている!?カフェ
本シリーズはオーストラリア特派員のChihiroがメルボルンを中心として日本では見かけない様々な店舗や商業施設を消費者目線で視察したレポートシリーズとなります。
『Brother Baba Budan(ブラザー・ババ・ブダン)』訪問日時:2023年10月21日(土)
メルボルンシティ内(CBD)のイスが浮いている!?カフェに行ってきました
シティど真ん中アクセス良好、メルボルンに来たら欠かせない(らしい)コーヒーと店内アートで有名なBrother Baba Budan(ブラザー・ババ・ブダン)に行ってきました。
まず思ったより店内が狭くてびっくり。
逆さ吊りのイスを見ながらカフェタイムを楽しむのかと思っていたけどちょこっと休憩程度のスペースに11席のみ。
そして天井は思ったより低く、イスはすぐ頭上。大迫力。
手軽に異空間を感じることができました!
ここではコーヒーをメインに提供していますが、私はラテアートを見たかったのでラテを注文。
Brother Baba Budanではメルボルンで有名なロースターSeven Seeds(セブン・シーズ)グループ店舗で同グループの豆を使っているそうです。店内にも豆が買えるみたいでした。お冷用のようなグラスにホットラテが注がれていたので持ち手が熱かったです。
ほんのり甘くて美味しい~。
メルボルン市内のカフェを何店か回って思ったのが、店内のライトが暗め!
そしてライトは暖色系でみんなリラックスして会話と食事を楽しんでいる印象。
土曜日に行ったのもあり、街は人で溢れ、来店してくるお客さんはおそらく旅行で来たであろうアジア系の方が多かったですね。
ケーキもいくつかコンパクトなショーケースに並んでいました。
シティ(CBD)の店員さんは多国籍でここのカフェもおしゃれで素敵な韓国人?男性の方がウェイトレスをやられていました。
コーヒーを飲みに…というよりはアートを見に行った気分です。
素敵な時間をありがとうBrother Baba Budan。
■詳細
【営業時間】月-金:朝7時~午後5時まで
土日:朝8時~午後5時まで
【所在地】359 Little Bourke St,Melbourn VIC 3000
【行き方】Melbourne Central Stationから約徒歩5分
オーストラリア特派員 Chihiro
Chihiro は元々日本の埼玉県出身。エンターテイメント業界で長年の経歴を有する。現在はワーキングホリデーVISAを利用し、オーストラリアの文化とビジネスの融合都市、メルボルンに滞在中。
編集長からのコメント
17世紀のスーフィ聖者ババ・ブダンは、インドのカルナータカ州に聖地を持ち、ムスリムとヒンドゥーの両方から尊敬されています。彼は1670年にハッジ(メッカへの巡礼)から帰国する際に、イエメンのモカ港から7つの生のコーヒー豆を密かに持ち帰りました。当時、イエメンだけがコーヒーを栽培していたため、この行為は非常に意味がありました。数字7が持ち帰られた理由は、イスラム教で神聖とされているからです。
この7という数字に因んで名付けられたのがメルボルンのロースターSEVEN SEEDS ROASTER。そのカフェが聖者ババ・ブダンにちなんだ名前の店舗、今回紹介されているBrother Baba Budan。現在東京にオーストラリア発のコーヒーショップは現在複数出店しています。例えば、FRANKIE Melbourne Espresso、BYRON BAY COFFEE、Bun Coffee Byron Bay、LATTE GRAPHIC、BONNIE COFFEE TOKYO、BONDI CAFE YOYOGI BEACH PARK、Me’s CAFE & KITCHEN。今回のSEVEN SEEDSグループ店舗も今後日本に出店する可能性もなきにしもあらず。この内装が日本で見られる日が来るといいですね。