ウェルネス業態としての温浴施設
コロナ禍はさまざまなところに影響を与え続けている。商業施設はもちろんのこと様々な施設に影響をあたえた。温浴施設も大きな影響を受けた業界であることは間違いない。閉鎖空間に人が集まることが禁忌とされたのでこれは致し方ないことではあるが、2021年10月に日本経済新聞社による「サービス業調査」では、14の温浴施設が答えたところによると20年度の売上高(20年8月期~21年7月期)の合計は前年比32.8%減少したという。調査に答えた14社は各社コロナの影響を受けて減収しており、減収率は19.6%~69.4%と大幅だったという。
コロナ禍があけて、WITHコロナの時代となりそうな今、その温浴施設が動き始めています。今回のニュースは総合ウェルネス事業を行う株式会社クレドインターナショナルが手掛ける総合温浴施設。同社は全国に温浴施設を展開しているものの今回の施設は同じフロア内にフィットネスジムとバーチャルゴルフ、エステ、ビリヤードなど複数の設備を余裕しているので、汗をかいたあとすぐに温浴施設を利用することも可能。
今回の新施設のSOLA SPA 和泉府中の湯のフィットネスジムはフィットイージー株式会社が運営するフィットイージーとなる模様。ジムに対して足元の顧客が安定的に来店することができれば相乗効果で温浴施設の売上も最大化していくことになるのではないでしょうか?売上の拡大には特別な集客よりも重要なのはデイリーのいつもの集客。いつもの集客が見えそうなこの業態今後伸びていくのかもしれないと思いました。以下、株式会社クレドインターナショナルのプレスリリースより画像と施設概要を引用。
施設名称:SOLA SPA 和泉府中の湯
住所: 594-0071 大阪府和泉市府中町1-20-1フチュール和泉 4F