イオンタウン東浦和、2026年春開業へ—駅前立地を活かした都市型SCが誕生
イオンタウン株式会社(本社:千葉県千葉市、代表取締役社長:加藤久誠)は、埼玉県さいたま市緑区に新たなショッピングセンター「イオンタウン東浦和」を出店することを決定した。開業は2026年春を予定している。
計画地は、JR武蔵野線「東浦和駅」から北に約50mの駅前立地であり、公共交通機関や徒歩・自転車での来店に便利な場所に位置する。同地は、2022年8月に閉店した「伊勢丹アイ・プラザ東浦和店」の跡地であり、地域住民にとって馴染み深い場所である。
本施設のコンセプトは「ウェルネス・ステーション」とし、地域のにぎわいを創出する都市型ショッピングセンターを目指す。具体的には、毎日の食を彩るスーパーマーケットや飲食店などの「食」の専門店に加え、地域住民の健康的な生活を支えるドラッグストアやクリニック、日々の利便性を高めるサービス店など、約20店舗が出店予定である。
施設の規模としては、敷地面積2,802.45㎡(約847.74坪)、延床面積約5,600㎡、鉄骨造4階建てとなる。駐車台数は約20台、駐輪台数は約190台(近隣駐輪場施設を含む)を予定しており、駅前立地を活かした設計となっている。
近隣の商業施設としては、約2.6km離れた場所に「QiZ GATE浦和」が、約3.4kmの距離に「イオンモール川口前川」や「イオンモール川口」が存在する。また、約3.9km先には「イオンモール浦和美園」が立地している。
これらの大型商業施設と比較して、「イオンタウン東浦和」は駅前という立地を活かし、徒歩や自転車でのアクセスが容易である点が大きな特徴である。さらに、コンパクトな規模ながら、地域住民の健康と生活利便性を重視したテナント構成により、ワンランク上のライフスタイルを提案することを目指している。
イオンタウンは、全国各地で地域特性に即した商業施設の開発を進めており、本計画もその一環である。特に、都市部の駅前立地を活かしたコンパクトな商業施設は、近年のライフスタイルの変化にも対応した形態として注目されている。今後、テナントの詳細や具体的な施設構成が明らかになるにつれ、地域住民や事業者からの関心も一層高まることが予想される。以下、イオン株式会社のプレスリリースから画像と計画を引用。
計画概要について
施設名称 イオンタウン東浦和 所在地 埼玉県さいたま市緑区東浦和一丁目1番6、7、8、9 敷地面積 2,802.45㎡(約847.74坪) 延床面積 約5,600㎡ 店舗予定数 20店舗 駐車台数 約20台 駐輪台数 約190台(近隣駐輪場施設を含む) 構造 鉄骨造4階建 開店予定 2026年春