アガサ・クリスティーの世界観に没入する。ミス・マープルと素敵なティータイムを
『Miss Marple’s Tearoom(ミス・マープルズ・ティールーム)』
来店:2023年10月2日(木)
アガサ・クリスティーの世界観に没入する。ミス・マープルと素敵なティータイムを
メルボルン中心部から少し離れた(車で1時間弱くらいでした)ダンデノン丘陵の山間の街Sassafras(サッサフラス)にあるアガサ・クリスティーの小説に登場する名探偵ミス・マープルのお家をモチーフにしたカフェMiss Marple’s Tearoom(ミス・マープルズ・ティールーム)に行ってきました!
カフェを訪れて既に約1ヶ月経っていますが、未だに…!思い出すほどの素敵な雰囲気と美味しい食事でした。
木曜午後過ぎに到着、約50席ほどある店内は既に満席。
50分後に来てと言われ名前を伝え、一旦外に出てすぐ側の公園やお土産やさんをプラプラ〜時間を潰します。緑がたくさんで空気が美味しかったな。
ちなみにネットなど事前予約はできないようです。
やっとこさ店内に入ると、英国のあたたかいアンティークな雰囲気と手作りスコーンのほんのり甘い香りに包まれます。
観光客の若い女性群から常連さんと思わしきご年配の方々までたくさんの方がお茶や食事を楽しんでいました。
ここの名物はフワッフワのスコーンと手作りラズベリージャム。
このジャムが、この天然の甘酸っぱさが、病みつきになります。
ミス・マープルについて調べながら食事を待つ時間は私にとってとても楽しい時間であり、花柄のカーテンやテーブルクロス、ティーポットなど、細部に至るまで再現された店内はアガサ・クリスティーの小説に詳しくない私でも充分に雰囲気に浸ることができました。
他、パンプキンスープ、ビーフパイ、ベリーワッフルを注文。
どれも言うことないくらい本当に美味しくて感動!イギリスにも行きたくなったよ〜笑
価格感はちょっぴりお高め設定かな、日本円でここまでで5000円くらい。でも全然出します!それくらい美味しかった。
少し遠いため、車を持ち合わすお友達を捕まえる必要があるので気軽には行けませんが、日本に帰るまでにどうにかしてあと2回は行きたいです。
誰か〜〜笑
■詳細
【営業時間】月~金:朝10時~午後16時まで
土日:朝11時~午後16時30分まで
【所在地】382 Mount Dandenong Tourist Rd, Sassafras VIC 3787
【電話番号】03-9755-1610
編集長からのコンメント
今回は『アガサ・クリスティの世界を体現するカフェ』から着想を得た、テーマカフェの訪問。日本にもそのようなコンセプトを持つカフェが存在します。例えば、東京・新宿三丁目にある「絵本の国のアリス」は、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」をモチーフにしたカフェで、まるで物語の世界に迷い込んだかのような体験ができます。また、東京・深大寺にある「鬼太郎茶屋」は、水木しげるの有名な漫画「ゲゲゲの鬼太郎」をテーマにしたカフェで、作中のキャラクターたちがデザインされたメニューやグッズが楽しめます。
このようなカフェは、ただ食事をする場所以上の意味を持ちます。小説や漫画の世界を具現化し、ファンにとっては夢のような体験を提供することで、物語への没入感を高めます。個人的には、アガサ・クリスティがありならば、日本の推理小説家、横溝正史の作品をテーマにした「金田一耕助カフェ」や「犬神家カフェ」のような店舗があれば、訪れてみたいと思います。
次回も、日本ではなかなか見られない独特のコンセプトを持つ店舗のレポートをお届けする予定です。読者の皆さんの好奇心を刺激し、新たな発見や体験を提供できるような内容を目指します。