らーめん激戦区にソーシャルベンチャー企業のラーメン出店
らーめんは日本国民のソウルフードといっても過言ではないほど私達の食生活を彩るメニュー。そんならーめんですが、今や相当の種類のらーめんが存在します。スープは醤油ベース、塩ベース、魚介ベース、豚骨ベースのベースの味に加えて、細麺、太麺、縮れ麺の麺の種類。食べ方の違いとしてつけ麺、汁なし麺。そこにトッピングのメニューが加わるわけですから幅広いバリエーションのメニューが展開されていきます。らーめん店で成功するには唯一無二で看板商品をちゃんと作ることにあります。
看板商品が他の店とかぶらないことで、その店の顔が形成され、その顔が地域住民に認知され、らーめんファンに認知され、お店のファンを形成していくことになります。今回、茨城県つくば市に名古屋のソーシャルベンチャー企業株式会社コンタスがらーめん店をオープンしました。茨城県つくば市は学園研究都市であり、多くの学生と研究者が住まう街であり、あまり知られていませんがラーメン激戦区の街でもあります。東京ラーメンショーでグランプリに輝いた店舗や専門サイトで常に上位にランキングされる有名店まで数多くのラーメン店が存在し、しのぎを削る市場。そんな市場になぜ株式会社コンタスが出店したのでしょうか?
株式会社コンタスの創業者である柴崎莉菜氏は高校生の頃から低年齢層の貧困や飢餓について関心を持ち、ボランティア活動を行われてきた方。その方が生活困窮世帯の子供たちに「何かできること」を提供したいという気持ち、”困っている人を助けたい”という気持ちからネーミングされた企業名がコンタス。同氏は将来的に日本全国の生活困窮世帯の子どもたちと関われる飲食店を展開しようとプランを練っていたところ、つくば市ののラーメン店の事業継承の案件が良いタイミングで舞い込んできたとのこと。そのラーメン店ももともと子ども食堂を行っていたということもあり、思いが重なり今回の新規事業展開になっていったとのこと。
もともとあったラーメン店にはない、ラーメンを今回の新店ではチャレンジする形で新規開店となった。新店となるラーメンコンタスでは熊本ラーメンの特徴である黒マー油(焦がしにんにく油)をスープの上に浮かべる豚骨醤油ラーメン「黒マー油ラーメン」を看板メニューとして展開していくことになる。激戦区のつくば市では他店が扱っていないメニューとなるので近隣の住民の方、ラーメンファンの方に認知がとれ、愛される新たなつくばの定番ラーメンになっていくのではないでしょうか?柴崎氏によるとつくばを1号店に、地元名古屋に店舗を出し、足場を固め全国に展開を考えているとのこと。全国に株式会社コンタスの思いが届くその日が来ることを願いつつ、株式会社コンタスのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
店舗概要
■所在地:茨城県つくば市天久保1丁目10-4 ジョイプラザ天久保5号室
■営業時間:11:30~14:30、17:30~21:00
■定休日:毎週木曜日
■電話番号:029-855-5201