郊外駅前商業施設再加熱の予感
ここ最近関東では都心部での再開発が加熱化していたのですが、ここに来て郊外の開発が加熱してくる予兆がではじめています。東京急行電鉄株式会社が二子玉のように南町田を開発することを発表しました。もともとクランベリーモールだったところを再整備し、低層のオープンモールと公園を開発するとのことです。
郊外の駅前立地はここのところ注目される場所です。車よりも電車で移動する人口が増えつつ有る現代では、駅前の商業施設需要はより大きくなることが予想されます。この流れは川崎ラゾーナからの流れだとは思いますが、今回の東京急行電鉄株式会社の開発はラゾーナと異なりオープンスペースを活かした商業施設で面で開発する商業施設になりそうです。
駅前郊外型の商業施設今後も注目です。以下、東京急行電鉄株式会社のプレスリリースを抜粋。
南町田拠点創出まちづくりプロジェクト 商業施設計画の概要が決定 二子玉川に続く、駅・公園・商業施設が融合した新しい暮らしの拠点が誕生!
~2019年度に開業予定~当社は、田園都市線南町田駅周辺において、町田市とまちづくりに関する協定を締結し共同で推進している「南町田拠点創出まちづくりプロジェクト」に基づき、隣接する駅や鶴間公園と一体となった新たな商業施設の開発計画(以下、本計画)に着手します。
本計画は、駅・公園・商業施設の周遊性向上および周辺環境と調和した商業施設によるにぎわいの創出を目的に、2月12日に閉館した 「グランベリーモール」の敷地を再整備するものです。施設コンセプトを「生活遊園地~くらしの『楽しい』があふれるエンターテイメントパーク~」とし、「街歩きの楽しさを感じられる買物空間」と「食」「遊び」「ライフスタイル」などをテーマにした体感型施設「くらしのエンターテイメント空間」を備えた商業施設、豊かな自然を感じながら異なる楽しみ方ができる7つの広場で構成されます。
敷地内は、2層または3層を中心としたオープンモールとし、駅から商業施設や鶴間公園、周辺住宅地までの周遊性を高める歩行者ネットワークを整備します。商業施設は、店舗数を従前の2倍の約200店とし、「グランベリーモール」でご好評いただいたアウトレットをさらに拡充するとともに、ライフスタイル提案型の物販や飲食店などを備えます。 また、同時期に南町田駅のリニューアルを行い、公園や商業施設と融合した開放的な駅空間にするとともに、エスカレーターやホームドアを設置し、安全性と利便性の向上を図ります。
これにより、地域の方々から来街者まで、さまざまな方の暮らしを充実させる、時間消費とエンターテイメントの要素を兼ね備えた全く新しいライフスタイルセンターを実現します。
本計画は、2015年4月にスタートした中期3か年経営計画における重点施策である沿線開発と不動産事業の更なる推進に基づき、交通事業、不動産事業、リテール事業が連携し、一体的に取り組む事業です。当社は、今後も東急沿線が「選ばれる沿線」であり続けるために、魅力ある新たな沿線の拠点を創出し、街の活性化とさらなる沿線価値の向上を目指していきます。