進化していく地方商業施設
アメリカの地方商業施設が苦戦を強いられて暫く経つ。アメリカの地方モールでは空床を
1.オフィスビルに変える
2.サーバールームに変える
3.コミュニティ機能 市役所の移転
などをしているところも増えてきているようだ。日本の商業施設も人口が減少し、インターネット通販が成長するにつれてその役割を変えていかなければいけなくなるタイミングがいつか来ます。いえ、もう徐々に日本の商業施設でも役割が変わってきているのかもしれません。モノを買う場所というよりも人を集める場所という感じでしょうか?といいますのも今回中国地方の老舗商業施設アルパークがおもしろいプレスリリースを行いました。
27周年で4つのプレスリリースを行なわれた。1.改装 2イベント. 3.コミュニティ貢献 4.ES・CS向上。この中のコミュニティ貢献およびES・CS向上のリリースがなかなかおもしろいのです。現時点では日時などははっきりされていませんがステージと音響施設を広く地域住民に無料で貸し出すというニュース。これは地域社会の機能としての商業施設をかんじさせるニュースだと思いました。今後より多くの商業施設がこういう方向性を打ち出していくのではないでしょうか?他方でES向上のために食堂の改装とCS向上のためのベビールームの改装。
これまで商業施設がES:従業員満足の向上についてプレスリリースなど発信しているところを見たことがありません。より働きやすい環境があることを打ち出してよりよい販売員を雇用できる環境を整えているとも言えます。これまでの商業施設の「ものを買う場所」から新たな一歩を踏み出しているニュースではないかと思います。今後の三井ショッピングパークの郊外型物件の展開には注目していきたいと思います。
以下、三井不動産商業マネジメント株式会社のプレスリリースより抜粋。
「三井ショッピングパーク アルパーク」
広島県初出店を含む新規・改装「14店舗」が今春より続々オープン
開業27年の感謝を込めて「52週 アルパーク」と題し毎週イベント開催三井不動産商業マネジメント株式会社(所在:東京都中央区 代表取締役社長 青柳 雄久)が運営する「三井ショッピングパーク アルパーク」 (所在:広島県広島市西区 以下「アルパーク」) において、広島県初出店を含む14店舗 を、今春から初夏にかけて順次オープンいたします。
また店舗の新規出店、改装と合わせ、本年4月に開業27年目を迎えるアルパークでは、「52週 アルパーク」と題して、恒例のバーゲンからマルシェ・フリーマーケット・地域連携イベント等、様々なイベントを毎週開催し、大人から子育てファミリーまで多世代に渡って楽しめる施設へと進化します。リニューアルと施策のポイント
① 日々の暮らしを豊かにする、14店舗が新規・改装オープン
ファッション・雑貨・飲食など新店6店舗と、人気の8店舗の増床・改装を加えた合計14店舗がオープンします。今後も新店オープンが予定されており、大人から子育てファミリーまで幅広いご要望にお応えした魅力的な店舗を揃え、お客様に愛される施設を目指してまいります。② ますます愛されるショッピングモールを目指して…毎週がイベント「52週アルパーク」
27年前に誕生したアルパークは、広島市西区・商工センターエリアの賑わいを牽引してまいりました。
2017年は「 52週アルパーク 」と題し、毎週イベントを開催。更に活気溢れ、お客様の憩いと交流の場所づくりを行ってまいります。また恒例のバーゲンやプレゼントキャンペーンに加えて、キッズアート・ダンスコンテスト・ステージパフォーマンス・アーティストライブ・フリーマーケット等、バラエティ溢れるコンテンツを計画しております。③ 27年間の感謝を込めて…地域コミュニティの活性化をはかる新たな取り組みと連携強化
WHへの参画、広島ドラゴンフライズとのタイアップイベントなど、価値の高いコミュニティが創造されることを目指して、地域の皆さまとの新たなつながり、そして連携を強化してまいります。
西区商工センター地域の活性化を推進する「WH(ウエストヒロシマ)」に2017年度より本格的に参画いたします。※WHとは…WHにぎわい研究所。商工センターを中心としたショップが、にぎわいづくりを研究。楽しいイベントやマルシェを企画し発信しています。■地域の発表の場として「時計の広場」をご利用いただけるように準備を進めています。
時計の広場を“地域の発表の場”として、皆さまにご利用いただけるように、ステージや音響システムを貸出するなど、準備を進めています。ぜひ交流の場所としてご活用ください。④ ES(従業員満足)・CS(顧客満足)向上のため、従業員休憩所やベビールームをリニューアル
従業員休憩室をリニューアル。ES(従業員満足)向上を推進。従業員が休憩時間を快適に過ごせるよう、充電コンセントの設置等、カフェのような癒しの空間をコンセプトに従業員休憩室をリニューアルしました。
当社グループは、大切なパートナーである従業員の皆さまに、より良い職場環境をご提供することで、施設をご利用されるお客さまへのサービス向上にもつながると考え、今後も働きやすい環境を整備していきます。「ベビー休憩室」をリニューアル。
昨年、“ママ with アルパーク”の一環として、東棟のベビールーム・授乳室をリニューアルいたしました。使いやすい「おむつ替えシート」、「広めの授乳室」を始め、調乳用給湯器や電子レンジ、紙おむつ専用のごみ箱など、各種設備を拡充しております。今後、各トイレに子供用便座の設置、また劣化したベビーシートの交換など、順次計画しております。< 三井ショッピングパーク アルパークついて >
名 称 :三井ショッピングパーク アルパーク
所在地 :広島県広島市西区草津新町2丁目26番1号
TEL:082-501-1000(代表) 受付時間 10:00〜20:00
運 営 :三井不動産商業マネジメント株式会社
総テナント数 :約160店舗
駐車場台数 :約3,300台(臨時駐車場含む)