横浜駅にワークマンが出店
私の趣味はウエイトトレーニングで日々100KG以上の重さのバーベルを持ち上げて楽しんでいます。最近ではフィットネスブームということもあり、様々なフィットネスブランドが立ち上がりおしゃれなウェアもたくさん販売されていますが、個人的に愛用しているのがワークマンの洋服。適度の機能性と抜群のコストパフォーマンスが魅力のワークマンですが、ここ数年で急激に成長を遂げてきました。その背景には商品力の向上やマーケティング戦略そして店舗展開の妙などがあります。
商品力の向上は機能性やデザイン性が高まり、価格も手頃であるため、幅広い顧客層から支持を受けるようになったという経緯があります。マーケティング戦略では SNSを活用したマーケティング戦略が功を奏し、多くの人々にワークマンの商品が注目されるようになりました。また、タレントや有名人がワークマンの商品を着用していることも話題となり、ブランドの認知度も向上していきました。店舗展開では、ワークマンは、郊外の大型ショッピングモールや商業施設に出店することで、より多くの人々にアクセスしやすい環境を整えてきました。これにより、従来の作業服専門店のイメージを払拭し、一般消費者にもアピールすることができるようになっていきました。
価格帯の近さからユニクロやGUと競合状態にあるのではないかとも思われるワークマンですが、製品の特性とターゲットとしている市場が異なるために共存しうるMDでもあります。もちろん一部競合する部分こそあるものの、ワークマンのほうがニッチな戦略を選択している状況。カジュアルウェアの市場こそGUなどと競合状態にありますが、アウトドアウェア市場や作業服市場では競合しない状況になっています。同時にアウトドアや作業服市場の低価格帯商品での女性向け商品展開というこれまで他社が積極的に立ち入らなかった領域での市場占有率は高まっていっています。
今回ワークマンは横浜ビブレに#ワークマン女子業態と靴の新業態であるWORKMAN Shoesの複合新業態を出店。同社は今年9月にファッション志向強めた新業態となるWorkman Colorsを新規出店しますが、今回の横浜ビブレ店については限りなく新業態となるWorkman Colorsに近い店舗となるとのこと。これまえでの機能性だけではなく、デザイン性やコーディネート提案などにも力をいれた店舗になるとのこと。ワークマン女子店舗は全店が校長で作業着を販売しない店舗の売上は今期は100億円、来期は150億円を突破を目指しているとのこと。商業施設内の店舗数を9店舗増やし20店舗に、路面店を10店舗増やし25店舗に合計45店舗(1年で19店舗増加)を目指しているとのこと。横浜ビブレの5Fはムラスポ、島村楽器、ヴィレヴァンなどの趣味性の高いフロア。新たなMDでフロア全体も活性化されるのではないでしょうか?今後のビブレおよびワークマンの展開に注目です。以下、株式会社ワークマンのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
店名:#ワークマン女子 横浜ビブレ店
〒220-8577
神奈川県横浜市西区南幸2-15-13横浜ビブレ5階 4月14日オープン予定