日本国内外で拡大する有機食品市場とビオセボン・ジャポンの新展開に注目
有機食品市場の拡大と日本におけるオーガニック文化の定着について、今回のプレスリリースでは、世界と日本国内の市場動向に焦点を当てています。2020年の世界の有機食品市場は約1,290億ドル(約14.2兆円)に達し、米国、ドイツ、フランス、中国が市場の大きな柱となっています。日本もアジアで2番目に大きな市場を持ち、世界では13位に位置しています。
ドイツやフランスでは一般の店舗が有機食品の販売を主導しており、フランスでは有機専門店の売上も上昇しています。一人当たりの有機食品消費額はスイスや北欧諸国で高く、世界平均は1,638円(12.8ユーロ)です。
日本国内の市場は、2009年に1,300億円から2017年には1,850億円へと成長しました。消費者の約17.5%が週に1回以上有機食品を利用しており、「有機」や「オーガニック」の言葉は約9割の人が認識していますが、表示規制に関する認識はまだ低いです。有機食品の購入者は「有機野菜」を最も多く購入し、約9割がスーパーで購入しています。
そんな中、ビオセボン・ジャポン株式会社は、2016年にイオン株式会社とMarne & Finance Europe社との合弁で設立された。同社は日本国内でのオーガニック市場拡大を目指しています。東京都と神奈川県内で数十店舗を展開し、オンラインストアも運営しています。
同社の商業施設1号店である「ビオセボン 新百合ヶ丘店」は2024年1月29日にリニューアルオープンします。リニューアルにより野菜・果物の品揃えを現在の110%に拡大し、オーガニック野菜を希望する顧客のニーズに応えてのリニューアルとなる。
また、ビオセボンでは新しいオーガニック商品の導入も行っています。グルテンフリーのビスケットや、フランス直輸入のクッキーなど、健康と味にこだわった商品が特徴です。これらの新商品は、オーガニックを日常生活に取り入れることを目的としています。
ビオセボンは、おいしいこと、安全安心なこと、心と身体に心地いいことを目指しています。オーガニック商品の豊富な品揃えとコミュニケーションを重視した店作りで、日常使いのオーガニックを提案しています。ビオセボンの日本での活躍が日本の有機野菜、オーガニック関連商品の認知拡大と市場拡大に寄与していくことと思われます。今後のビオセボンのさらなる活躍に期待。
以下、イオン株式会社のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
名称:「ビオセボン 新百合ヶ丘店」
所在地:神奈川県川崎市麻生区上麻生1-19 イオンスタイル新百合ヶ丘 2階
リニューアルオープン日:2024年1月29日(月)
営業時間:9:00~22:00