多様化する商業施設ビルの形
商業施設といわれてどんなイメージをしますか?多くの人が大型商業施設をイメージされるのではないでしょうか?しかし、最近増えているのが小型商業施設をブランディングして一挙に複数増やすスタイルです。今回ご紹介するFUNDESも東京建物が展開する都市型小型商業施設のブランド。
今回FUNDESが取り組んだのがシェアスペースの導入。これまでの商業施設では考えにくい組み合わせですがこれもトレンドになりつつあります。マスターリース契約でデベロッパーは賃料収入が安定しやすいことと同時に毎日安定した利用者がいることから施設全体の売上の向上にもつながるというモデルになります。今回はまさにそこを視野においたシェアスペースの導入とのこと。今後のシェアスペースと商業施設の連携には注目です。以下、株式会社スペースマーケットのプレスリリースより抜粋。
スペースマーケット・東京建物・あどばるの3社が連携し、新築都市型コンパクト商業施設「FUNDES五反田」にシェアスペースをオープン!
〜(一社)五反田バレー、(一社)シェアリングエコノミー協会会員向け特典によりスタートアップ支援及び共創による五反田エリアの地域活性化を推進〜
株式会社スペースマーケット
株式会社スペースマーケット(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:重松大輔、以下「スペースマーケット」)と東京建物株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:野村均、以下「東京建物」)は、東京建物が開発・運営する新築都市型コンパクト商業施設「FUNDES五反田」(東京都品川区西五反田)に株式会社あどばる(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中野邦人)が運営するシェアスペース「TIME SHARING 五反田Ⅱ」を9月5日にオープンしましたのでお知らせいたします。
なお、近年スタートアップ、ベンチャー企業が多く集い、「五反田バレー」として盛り上がりを見せる五反田エリアの地域性を踏まえ、スタートアップの挑戦を支援するとともに、シェアリングエコノミーによる共創を推進するために、一般社団法人五反田バレー及び一般社団法人シェアリングエコノミー協会会員向けにシェアスペース利用の特典を提供し、五反田エリアの地域活性化に貢献してまいります。
(FUNDES五反田9F シェアリングスペース「TIME SHARING 五反田Ⅱ」内装)
【FUNDES五反田におけるシェアスペース導入の背景と目的】
2018年11月にスペースマーケットと東京建物は資本業務提携を実施し、不動産市場に「時間貸し」というシェアリングの新たな選択肢や収益源を生み出すことを目的に、東京建物が保有・管理するモデルルームや八重洲・日本橋・京橋エリア内に所在する不動産の有効活用等、様々な取り組みを進めています。
今般、東京建物が手がける新築都市型コンパクト商業施設としては初めてシェアスペースを導入し、シェアスペース利用者は同物件入居飲食テナントのテイクアウトサービスを受けることが可能となるなど、多様な利用シーンを創造します。
今後も東京建物が手がける様々な不動産にて、スペースマーケットと連携し、「時間貸し」というシェアリングによる不動産の新たな価値創造に取り組んでまいります。
【FUNDES五反田について】
「FUNDES 五反田」は東京建物が手がける飲食店を中心にした都市型コンパクト商業施設「FUNDESシリーズ」の水道橋、神保町、上野に次ぐ第4弾の物件です。JR 山手線・東急池上線・都営浅草線「五反田」駅徒歩1 分で桜田通りに面し、視認性に優れた場所に位置します。