商業施設の出店がオンライン化 | 商業施設ニュース
今回のニュースは商業施設のリーシング管理から契約までを一気通貫でオンライン化するサービスがスタートしたというものです。DX化なのか?というと商業施設側の事業が変革するわけでもないのでデジタル化するという類のものになるのかと思います。システム開発を行ったのは株式会社COUNTERWORKSで、それを導入したのが株式会社丸井。システム開発をおこなった株式会社COUNTERWORKSはこれまでも催事店舗のマッチングサイトや催事店舗の什器手配や販売員手配のサービスサイトを運営するなど小規模の店舗出店もしくはECからリアルへ出店する企業に必要なサービスを展開してきた。最近では自らがマッチングサイトとして動くのではなく、商業施設のリーシング業務のシステム開発を行うなど商業施設のデジタル化を推進する開発を精力的に行っている企業。
同社は今回株式会社丸井と提携し、リーシング管理システムと催事店舗マッチングシステムを連動させ丸井の催事区画のリーシング管理および催事店舗集めとマッチングを行う。催事で出店したい事業者は丸井の出店サービスサイトを訪問すれば区画情報が閲覧でき、自らが求める区画を検索することができる。出店したい区画が確定したらサイト内で株式会社丸井の担当者とメッセージやWEB会議を通じてやり取りし、電子契約で契約がオンラインですべてリーシングが完結するというものだ。株式会社COUNTERWORKSが持つリソースをすべて投入したのであれば、サービスサイトの表側は催事店舗マッチングサイトの機能、裏側はリーシング管理業務システムが動いていることになる。
順当に考えれば表示されている区画のPV数、UU数が確認でき、同時に申込状況も可視化できる状況になっているであろう。このシステム導入により株式会社丸井の催事店舗管理は簡素化されよりフレッシュな店舗が出店されていくことになるはずである。今後の株式会社丸井の催事店舗の動向には注目していきたい。このシステムがどれくらい個人事業主や小規模事業者に届き、どのくらいの事業者が応募していくのかについても注目が集まるところかと思う。今後の動向には注目であろう。
以下、株式会社丸井のプレスリリースより本サービスOMEMIEのサービスサイトイメージを引用。