前橋南インターに商業施設のトレンドをおさえたロードサイド型ユニクロ新業態登場
最近の商業施設のハード面でのトレンドは環境対応。環境対応といってもわかりやすいものからわかりにくいものまでありますが、わかりやすい太陽光パネルの導入による持続可能エネルギーを使用するものが主流となっています。わかりにくい、お客様に訴求しにくいものでいくとエアコンのエネルギー効率を向上した環境対応モデルの空調の導入などもあります。他には電気をLEDに変更して消費電力を抑えるなどというものもあります。
その他のトレンドとしては賑わうエリアを作り上げるということでしょうか。顧客が集まりくつろぐ場所をつくることで、そこが賑わいエリアになるのですが従来はセンターコートのような屋内をそういう場所にしていたのですが昨今のトレンドは入口付近の外や入口に入ってすぐの自然採光がとれる吹き抜けの場所をそういったエリアにすることが人気になっています。
そしてここ30年位人気なのが子供の遊び場の拡充。こどもが安全に楽しんで遊べるゾーンをつくるというのは定番で人気です。最近15年くらいは外の遊び場をつくることも人気になりつつあります。子供の遊び場のむずかしいのは子供は予想外の動きで怪我をしてしまうこと。ですのでこの子供の遊び場ゾーンはあまりアクティブに遊べるゾーンよりも3歳時程度のお子様が遊べるゾーンが主流になっているように思われます。
こういった商業施設のトレンドを全部おさえた店舗がまたオープン。でも商業施設ではなく、ロードサイド店舗・・。ユニクロのロードサイド新業態のUNIQLO LOGO STOREが群馬県前橋南インターに誕生。UNIQLO LOGO STOREはユニクロの商品、サービス、企業としての取り組みなどを、店舗全体を使って表現したロゴが全面に押し出された新形態の店舗。前橋南インター店では2020年よりUNIQLO PARK横浜ベイサイド店からスタートしたUNQILO FLOWERコーナーを備え正面入り口右側のユニクロロゴ内のFLOWER BOXと名付けたエリアで、約30種類の花を販売。正面入り口左側のユニクロロゴ内のUNIQLO COFFEE BOXと名付けたエリアで、厳選したこだわりのコーヒーを楽しめる。正面入り口左奥のユニクロロゴ内のKIDS BOXと名付けたエリアには、お買い物の合間に、お子様が楽しく遊べるすべり台や子ども用のベンチクッションを設置。750坪の前橋南インター店を取り囲む広々とした緑のエリアUNIQLO GARDENには、オリジナルのベンチやデスク、パラソルなどを配置。前段で説明したトレンドを全ておさえています。環境対応としては店舗における消費電力を抑えるために採光窓を設け、太陽光パネルを設置するほか、着なくなった服を断熱材として活用するなど、さまざまなアイデアを実現しているとのこと。
もはや商業施設のトレンドをロードサイドにすべて詰め込んだ店舗まで作り上げるブランドユニクロ。今後ロゴストアがどう展開していくか見ものです。 以下、株式会社ユニクロのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
<店舗概要>
名 称 : ユニクロ 前橋南インター店
住 所 : 群馬県前橋市亀里町2008番
交 通 : 北関東自動車道「前橋南インター」から 車で約5分
売場面積 : 約750坪
取扱商品 : メンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビー
オープン日 : 2023年4月21日(金)予定