世界発信を狙うゴルフウェアブランド
ゴルフ。大人のたしなみとでもいいましょうか?社会人になり仕事でゴルフを始める人も多いのではないでしょうか?でもこのゴルフの歴史って紐解いたことありますか?今回はゴルフウェアの店舗が新店を出すというニュースですが最初にゴルフそのものの成り立ちについてお話をはじめます。ゴルフの起源については諸説あるものの、明確に現代のゴルフが形作られたのがスコットランド。スコットランドはイギリスの北部占める地域ではありますが、歴史・文化的には独自のものを持つ地域です。そのスコットランドで15世紀ころにルールが整備され流行。当時の国王があまりに貴族たちがゴルフをしたのでゴルフ禁止令を出したとのこと。そうなんです当初期貴族を中心に流行ったという歴史がありジェントルマンのスポーツなのです。
ジェントルマンというのは地主貴族を中心とするイギリスの名家を指します。貴族と地主で形成されるこの特権階級でいるためには、家柄や出自だけではなく教養や道徳性も求められるというものです。ですので、ゴルフはドレスコードというものが今でも強く残っています。ドレスコード自体はゴルフ場の格式やルールに応じる形で守らなければなりません。とても高い格式のゴルフ場であれば、ゴルフ場に行くときの洋服は革靴、スラックス、襟付きシャツそしてジャケットを着ていないといけないですし、コースに出るときは着替えて、襟付きの服をズボンにインして帽子をかぶらないといけないというゴルフ場もまだ数多く残っています。
そんなゴルフ業界ですが、ここ10年くらい若者がゴルフをたしなむようになり、その周辺ビジネスも変わっていっています。若年層がおしゃれな洋服でゴルフを楽しめるそんなファッション性が高いながらドレスコードを守れるそんなブランドが数多く誕生していきました。今回ご紹介するのは株式会社グリップインターナショナルのメインブランドであるHeal Creekの六本木ヒルズ店オープンというニュースです。Heal Creekは2002年にスタートしたオリジナルブランドで、「Play Elegant.」をスローガンに、上質な時間を愉しむ、大人のゴルファーたちに向け、「シックとカジュアル」対極の価値を兼ね備えた、ゴルフとファッションを融合させたブランド。
今回の出店背景としては誰とラウンドをしていても、エレガントに、シックに馴染むようなブランドとして、世代を超え国境を越え、世界へ発信していくための場所を六本木ヒルズ店で表現したいとのこと。六本木ヒルズでブランドを世界発信していきたいという野心的な店舗となるようです。この出店をきっかけに世界のジェントリやレディースに認知され世界的なブランドに一歩近づけるとすばらしいなと思いました。以下、株式会社グリップインターナショナルのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
■店舗情報
Heal Creek 六本木ヒルズ店
住所:〒106-6108東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワーヒルサイドB1〔区画:8〕
電話番号:03-5843-1359
面積:90平米