世界一の称号を持つ大澤秀一シェフ、麻布ヒルズに新たな旗艦店「Comme’N TOKYO 麻布台ヒルズ店」をオープン
by katzaota · 2024年3月14日
皆さんは朝食でパンを選ぶことがありますか?日本人の間では、伝統的な日本食が好まれる傾向にありますが、パンも日本の食文化として根付き始めてから約300年の歴史があります。その起源は意外にもアヘン戦争の時代にさかのぼり、徳川幕府が非常食としてパン作りを奨励したことから始まりました。やがて鎖国が解かれ、横浜や神戸などの港町を中心にパン文化が根付いていきました。
この長い歴史の中で、日本は世界に通用するパン職人を輩出するほどのパン大国に成長しました。2019年のパンの世界大会「モンディアル・デュ・パン」で総合優勝を果たした大澤秀一氏がその一人です。彼のベーカリー「Comme’N」が、このたび東京・麻布ヒルズに新店をオープンしたことは、日本のパン業界にとって大きなニュースです。
大澤氏は群馬県高崎市のベーカリーを営む家庭に生まれ、幼少期からパンと共に育ちました。その後、神戸の「Ca marche」で西川功晃シェフに師事し、独自のパン作りの哲学を学びました。彼の才能は、2019年の世界大会での日本人初の総合優勝によって証明されました。これをきっかけに、「Comme’N TOKYO」をはじめとする複数の店舗をオープンし、多くの人々に愛されています。
特に「Comme’N TOKYO」は、コロナ禍においても人気を博し、全国からパン愛好家が訪れるスポットになりました。店内では、大澤シェフのこだわりが詰まった100種類以上のパンが提供されており、その一つ一つが来店する客を魅了します。特にクロワッサンは、フランス産バターを使用し、サクサクとした食感が特徴で、多くのリピーターを生んでいます。
大澤シェフのパンへの姿勢は、単に技術の高さだけでなく、彼の人柄からも伝わってきます。日本人が好む味わいにこだわり、見た目だけでなく味でも楽しめるパン作りを心掛けています。また、彼は若いスタッフの成長も大切にしており、今後も新しい才能を育て上げていくことでしょう。
このたびの「Comme’N TOKYO 麻布台ヒルズ店」のオープンは、大澤シェフのこれまでの努力と実績の集大成であり、また新たなスタートでもあります。店内では、世界大会で披露されたパンをはじめ、80種類以上のこだわりのパンが提供される予定です。さらに、「Comme’N KIDS」という子どもたちが主役のパン屋や、メレンゲ菓子専門店「Comme’N MERINGUE」も併設されており、さまざまな世代の顧客が楽しめるようになっています。
大澤秀一シェフのパン作りへの情熱は、ただの職人技に留まらず、日本のパン文化を次世代へとつなぐ架け橋となっています。彼の手掛ける「Comme’N」ブランドが今後どのような影響を与えていくのか、その活躍から目が離せません。以下、のプレスリリースから店舗概要と画像を引用。
店舗概要
●店舗名 Comme’N TOKYO 麻布台ヒルズ店
●住所 東京都港区麻布台1-2-4麻布台ヒルズガーデンプラザC
●営業時間 10:00 – 20:00
●公式サイト https://commen.jp/
●Instagram(フォロワー 5.6万人)
https://www.instagram.com/comme_n/