「世界一小さい包丁専門店」が大阪道具屋筋にオープン
1882年に起こった道具屋筋は、130年以上にわたり大阪の街で商売を続けてきました。多くの料理人が訪れるこの商店街は、東の合羽橋、西の道具屋筋として知られ、「天下の台所」として大阪の食文化を支えてきました。道具屋筋の店舗は、3代目まで続くものもあり、その歴史は100年以上にわたります。ここでは、プロの料理人たちが使用する道具が揃い、その使い勝手の良さが評価され、多くの支持を得ています。
このような歴史と伝統を持つ道具屋筋に、明治33年創業の實光刃物(株式会社實光)が2024年7月1日に新たな店舗をオープンしました。大阪の堺に本社を構える實光刃物は、東京の合羽橋にも店舗を構えていましたが、今回満を持して大阪の道具屋筋にも進出しました。この新店舗は「世界一小さい包丁専門店」として注目を集めています。
店舗の広さはわずか4畳半というコンパクトなサイズですが、その中には122本の包丁が取り揃えられています。プロフェッショナルの料理人に向けた「JIKKO Professional」店として、實光刃物オリジナルブランドの至光シリーズ、銀座シリーズ、祇園シリーズなどが陳列されています。この店舗の最大の特徴は、限られたスペースでも高品質な商品と専門的なカスタマイズサービスを提供できる点です。
店内の内装は、堺の茶室をイメージして作られ、包丁が宙に浮かんでいるようなショーケースが特徴です。歩行者が通りから見やすいように設計されており、店内にはさらに多くの包丁が展示されています。質の高い商品とサービスを提供することで、たくさんの料理人の方々に足を運んでいただけることを目指しています。
この新店舗の開店により、道具屋筋の歴史と伝統がさらに豊かになり、大阪の食文化を支える一助となることでしょう。今後も、實光刃物はプロフェッショナルの料理人たちに支持され続けることでしょう。以下、株式会社實光 (じっこう)のプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
【新店情報】
包丁専門 實光刃物(じっこう) 裏なんば店(千日前道具屋筋商店街内)
住所:〒大阪市中央区難波千日前 9-11 千日前セントラル第 1 ビル
営業時間:10:00から18:00
連絡先:072-22-2244
URL https://www.jikko.jp/