LUNA EARTH、青森ELMに出店 プチプラ×高感度のアクセサリーブランドが地域SCの新たな顔に
株式会社エンドレスが展開するアクセサリーブランド「LUNA EARTH(ルナアース)」が、青森県五所川原市の大型商業施設「青森ELM」に新店舗を構える。2025年4月25日のオープンを予定しており、330円(税込)からの価格帯でピアスやイヤリングをはじめとするプチプラアクセサリーを多数展開。バッグやスマートフォンケースなどの雑貨も取り揃え、トレンド感とアクセシビリティを兼ね備えたショップとして注目を集める。
出店先となる青森ELMは、年間800万人超の来館者数を誇る青森県西部最大級のショッピングセンターである。1997年の開業以来、津軽地方全域をカバーする広域商圏の中核として機能しており、ファッション、生活雑貨、飲食、サービスまで多彩なテナントが揃う。近年ではロフトやFlying Tiger Copenhagenなどの話題性ある業態の導入も進み、都市型ライフスタイルを地方で享受できる拠点としての存在感を高めている。
LUNA EARTHの展開は、こうした施設の編集力とトレンド性の強化に呼応する形での出店といえる。同ブランドは、全国60店舗(2025年3月末時点)を展開する中で、都市部の駅ナカ・駅ビルに加え、地域の基幹商業施設への出店も進めており、青森ELMはその一環に位置付けられる。Z世代やミレニアル層を中心に人気を博す理由は、単なる低価格訴求にとどまらない。「チタンポスト」「樹脂製」「ノンホール」といったアレルギーに配慮したイヤーアクセサリーを標準ラインとして展開しており、機能性とデザイン性の両立が支持を集めている。
青森県内では、近年若年層向けのファッション雑貨需要が高まっており、特に“手軽に日常をアップデートできる”アイテムへの関心は根強い。五所川原市を中心とする津軽エリアにおいても、都市部と同様の感度で商品を選びたいというニーズが存在しており、LUNA EARTHの出店はそうした地元顧客層の期待に応えるものといえる。とりわけ、セルフプロデュース志向が強まる中、アクセサリーを日々の気分やTPOに合わせて使い分ける習慣が浸透しており、手頃な価格で多品種を展開する同ブランドの特性が商圏特性と親和性を持つ。
また、運営元である株式会社エンドレスは、パーツ製造から小売までを一貫して手掛ける構造を有しており、市場変化に柔軟に対応できる点も特筆される。LUNA EARTHの店舗においても、季節ごとの商品回転が早く、来店動機の定着にも寄与している。今回の出店により、青森ELM内のテナント構成に新たな価値が加わり、ファッション雑貨カテゴリーの強化にもつながる。
郊外型ショッピングセンターが地域の購買インフラとして進化を遂げる中で、LUNA EARTHのような業態が担う役割は大きい。地方においても都市的な消費価値を提案するテナントの出現は、施設全体の魅力を押し上げる要素となるだろう。以下、株式会社エンドレスのプレスリリースから画像と店舗概要を引用。
店舗名:LUNA EARTH 青森ELM店
オープン日: 2025年4月25日(金)
場所:〒037-0004
青森県 五所川原市大字唐笠柳字藤巻517番地1
電話番号:0173-26-5867
営業時間:10:00~20:00
※状況により、営業時間やオープン日が変更になる場合がございます。