未病の鍵になるか?FIT-EASYイオンタウン湖西新居店オープン
日本の人口動態は1970年には見事なピラミッド型でした。これからどんどん成長するぞ!という意気込みが人口ピラミッドから伝わるような図でした。しかし、それも今や昔。2050年には見事な逆三角形になっていきます。厚生労働省の資料によると2050年には192人に1人が100歳以上になるとのこと。変わってしまう社会構造と同時に考えなければならないのが保険構造。日本は世界でも珍しい国民皆保険制度を採用している国家ですので高齢が増加し、病気にかかる高齢者が増加すると保険制度を維持することができなくなります。そういった背景の中、数年前から厚生労働省は未病というコンセプトを掲げています。未病とは、健康と病気を「二分論」の概念で捉えるのではなく、心身の状態は健康と病気の間を連続的に変化するものとして捉え、この全ての変化の過程を表す概念。
その「健康」と「病気」の間でICTやビッグデータを活用し、エビデンスに基づいて具体的な数値などで「見える化」していき未病指数を構築することを厚生労働省は進めています。厚生労働省では見える化し、行動し、継続するというサイクルを回すことで個人の行動を変え健康に可能な限り生活できる仕組みを作ろうとしています。その中で企業に対して厚生労働省は未病指標を実装した様々な商品・サービスを開発し、安全性を担保し有効 性を明らかにして、個人のライフステージのニーズに応じて提供することを求めています。今現在、地方行政ではそれぞれでウォーキングポイント事業などを実施などをしていますが、まだまだ参加者が伸びていないのが実状かと思います。
行政がおこなう未病や健康増進活動はどうしても薬臭く、色気がないものが多いので仕方ないものなのかなとも思います。民間企業が積極的に活動することでそれらの計画はよりドラスティックに動き始めるのではないでしょうか?今回ご紹介するのはフィットイージー株式会社の運営する24時間「アミューズメント型フィットネスクラブ」のFIT-EASYが新店を出店するとのこと。場所は2023年春に開業するイオンタウン湖西新居。イオンタウンですので前面が駐車場で入り口が独立しているのでどこからでも入店できる作り。それもあり、24時間業態のスポーツクラブも出店することが可能です。
利用イメージは生鮮食品を購入する際に立ち寄る主婦層、通勤通学で前面道路を通行するビジネスマンや学生を狙える立地となっています。期待しているのは24時間ジムの午前から午後の早い時間の高齢者の利用者拡大。高齢者の集いの場は古くは病院だったりもしていましたが最近ではアクティブシニアが増加しており、スポーツジムの集いの場所の一つでもあります。シニア層を集め、運動をしていただくことで最大の未病活動になること間違いはなし。今後の企業の未病活動に関しては24Hジムが重要な役割を果たしていくのではないでしょうか?以下、フィットイージー株式会社のプレスリリースから画像とと店舗概要を引用。
■新規オープン店舗概要
FIT-EASYイオンタウン湖西新居店
住所:静岡県湖西市新居町新居250
開業日:2023年4月下旬プレオープン予定(オープン日が確定次第お知らせいたします)
定休日:なし(年中無休、24時間利用可能)
利用料金:月会費: 7,678円(税込)
URL: https://fiteasy.jp/shizuoka-kosai/