事業計画書を書くための5つの自問自答
開業したいけどどこから始めたら良いかわからない。そんな相談をお受けすることがあります。どこから始めたらいいかわからないのに、取り急ぎ商業施設に出店したい!という類の相談です。お金は貯めた、ノウハウも修行で得ることが出来た、もう出店が出来る!と思うと大間違いです。商売を始めるためには準備というものがどういうものでも必要になります。今回は出店前にやるべき5つの自問自答と題して記事をまとめます。
1.何をするのか?
どういう商売をするのかをまずは自問自答しましょう。何を販売するのか?他の店と比べてどんなものなのか?他店よりも安いのか?高いのか?他店よりも質がいいのか?徹底的に自分がやろうとするお店のポジションを明確にしていきましょう。
2.お客様はどんな人なのか?
ご来店するお客様の性別は?年齢は?お仕事は?年収は?毎月どの位外食費用がかけられる人?どの位お小遣いがあって洋服を買う人?趣味は?その人はどんな音楽が好き?土日はどんなことをしている人?その人は平日の夜はどこに居るのか?休日はどこにいるのか?徹底的にイメージする顧客層とその周りの人たちをイメージしましょう。そのイメージした人は1.の何をするのか?で明確にしたお店の商品やメニューを気に入るか?それらにお金を払えるか?を自分で考え、パートナーなどに確認してみましょう。
3.どこでやるのか?
2.でイメージした人たちはどこにいるのか?という質問を膨らませて、イメージした顧客がいそうな場所を確認していきましょう。自分がここにいるのではないか?という場所を定点観測して実際に人がそこに集まるのか?自分がイメージしているお客様が来ているのか?を自分の目で確かめましょう。できれば、どういった購買行動をそこでしているのかも見てみましょう。
4.いつからやるのか?
場所が決まったら、いつからやるのかを考えましょう。物件に空きがなかったら周辺で探せるのか?もしくは物件が空くまで待つのか?それとも似たような物件を探していくのか?何時からやるのかを確定させることで、OPENまでのやることが決まっていきます。スケジュールをきることは実際に店舗をOPENさせる上では重要なことです。
5.どうやってやるのか?
OPENさせるのはいいが、問題はそれは始まりに過ぎないことです。お店はOPENさせて繁盛させて初めて成功と言えます。繁盛させるためには具体的にどういうことをしたら人が集まるお店になるのでしょうか?まずは、お客様を集めるための計画もしっかりと練っていきましょう。
5つの自問自答をし終えたら、それを文章としてまとめていきましょう。それが事業計画の骨子になっていきます。事業計画を書いてないけど悩んでいるという人が居ましたら、まずは5つの自問自答をしてみると意外と簡単に事業計画が書け始めるかもしれません。でも、そんな質問しても書けないよ!という方もいらっしゃるかと思います。そういう方はまずは商業施設ドットコムにご連絡ください。事業計画書の書き方に関するコンテンツも用意しております。是非ご確認下さいませ。